++3月31日(木)++
群馬のことを褒めようと思う。
私は群馬県の新田郡というところで育った。
「群馬のビバリーヒルズ」と言っても過言ではない。
名産は「ねぎとこんにゃく」である。コレステロールがまったくなしのヘルシーさ。
近所には「やぶづか温泉」という知る人は知っている温泉がある。
私は行った事がないが、弟の話だと
「我が家の風呂より狭かった。」ということだ。
この質素さが群馬県人の実質剛健ぶりを表していると思う。
千葉にディズニーランドなら、群馬は「カッパピア」で対抗だ。
カッパピアのメインキャラクターはカッパである。
この独立独歩な感じが人を寄せ付けず、閉園してしまった。残念である。
水道をひねるとミネラルウォーターかと思うようなうまい水が
出てくるので、人々は水は買わない。
スナックで水割りを頼むとピッチャーになみなみと入っているのは
もちろん水道水である。エビアンやボルビックは「東京の人が買うもの」
なのである。
赤城おろし、これは冬の冷たい強風のことだが、この風のおかげで
うまく追い風をつかむと、まるでバイクのように進んでいける。エコロジーだ。
しかし向かい風の時には全く進まない自転車を降りて歩かなくてはならない。
人生の厳しさを学ぶチャンスだ。いいことだ。
なんで急に群馬のことを持ち上げているのかというと、
一番搾りのキャンペーンで佐藤浩市が47都道府県の名産物を
食べるCMがあるのだが、神奈川のしゅうまいや、佐賀の牛肉などは
うれしそうに食べているのに、
群馬の賞品「山芋」だけは
おろし金ですっているシーンしかないのである。
47都道府県で浩市が食べなかったのは群馬だけ!
かわいそう!群馬がかわいそう!
浩市~食べてあげてええええええ。