中身はつぶあん。(旧:カラメル堂)

イラストレーター&マンガ家おぐらなおみの公式ブログ

2007年02月

本日、ADSLの工事関係で、パソコンが使えなくなる時間帯がございます。
お仕事関係者の方々で、お急ぎの用件は電話・FAXでご連絡いただければと思います。

お急ぎでなければ、もちろんメールでも結構です。

そりでは、どうぞよろしくお願い致します。

おぐらざます。

昨日は義母と歌舞伎に行ってきたザンスのよ。

チケット代は、ひとり「いちまんごせんえん」ザーンスのよ!ウォッホッホッホ。
(義父が会社関係の人からもらった券。わし、びた一文も払っとりませんがな。)

実は歌舞伎初体験のわたくし。まあどーせ退屈なんだろうと思いきや、

面白いね、歌舞伎、グレート歌舞伎!
なんつーのかね、きっかりと様式美を守りながらの異種格闘技っつうかね。
…でも…初心者なので、ギモンも多いのだが、



…この人、いつまで船こぐのかしら?…とか、

このひと、始まってから15分くらい動いてないけど、大丈夫なんか?とか、
まあ色々思いながらも、ものめずらしく楽しいひとときザンスでした。

帰途につきながら、

義母ががっかりしているので尋ねれば、

「最後に幕が降りたやろ?その後、わたしは、もう一回幕が上がって、役者が
挨拶してくれるのかと思ったら、ないんやねー。」

とか言ってたので大変驚いた。そりゃ梅沢トミオ劇団やんけ…。

私がちょっといいなあと思った役者様は「尾上松緑」さまでしたが、
帰ってきてからネットで調べたら、なんだか「きょろーん」とした顔だった上に、

昭和50年生まれだったので、
「とーしーしーたーかーああ…。」となんだかショボーン。
えびぞうは、かなりいい男でしたが、アノ人は芝居をするより踊ってたほうが、
イイネイイネ!と、たった一回でもう歌舞伎通気取り。

また行きたいので、関係者の方は義父にどんどんチケットを持ってきてくだちい。

ひとりぼっちの記憶。


4歳の頃、幼稚園で英語の授業があった。
英語っつっても園児が声をそろえて単語を叫ぶくらいなもんだけど。

講師の先生が、絵のカードを持って、「これはなんですかー?」と聞くと、

鼻水たらしながら答える寸法だ。
花くらいなら田舎のちびっこでも簡単だ。

「おー、じゃ、これはどうだ?ちょっと難しいぞう!」

「………。」
静かな教室。
…静かだ…。
…でも…わたしはわかるよ…。

「すごい!分かる人がいるんだね!じゃ、答えてくださいーい。」

「…」


このあとの風景は昨日のことのようにはっきりと覚えている。

ものすごく困った表情のおにいさんと、

静まり返ったおともだち、そして、

泣きながら椅子から落ちていく先生…。

ぽつんとひとりぼっちで立ち上がりながら、

「トンカツって英語じゃないんだな…。」

と、思ったときにはもう涙で向こう側が見えない。


昨日の人間ドックは人間ドックじゃなかったワン!
生活習慣病検診だったワン!ワンワン!
…そう思うとちょっぴりさびしい…飲みたかったな、バリウム…。
でも尿はコップにたっぷり出したし、(他の人のを見たらみんな1cmくらいだったけど。)
検便ちゃんもたっぷり出したし、(トイレの水の上に敷く紙が破けるくらい出てちょっと失神)
血もたーっぷり取られたし、血圧も正常、心電図をとったとき、他の人は上手に
ブラちゃんをはずしてるのに、わたしだけまるで女湯にいるかのようにぺろーんと
出ちゃって、それが失敗といえば失敗かな?えへ。

しかし、保健相談のときに酒の飲みすぎは肝臓に悪い悪い、
女性はリスクが高いんだから休肝日は必ず、つまみに脂っこいものを食うな、
などクドクド言われて妊婦検診を思い出したが、妊婦検診のときに酒のことなんか
言われるはずもなく、それはもちろん体重増加を気をつけろってことなんだけど、
白衣の人にいろいろ言われると心がしゅんとする。


きょうは人間ドックですよ、うーわんわん!
生まれて初めてバリウムを飲みますが、夕べの7時から何にも食べてないので、
もう口に入るもんならバリウムでもなんでも飲みてえんだ。

…つうかバリウムって下剤飲んですぐに出さないと大変なことになるんれそ?
うまく出せるかしんぱい。

朝のひととき、うんこちゃんを発見すると、
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このように、さわやかにふざけたりするのだが、
お願いですからコーちゃん、そっとささやいたりすると、
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なんだか真実味が500倍ほどアップするので、
ふざけるときは、ちゃんとふざけて。


ガス警報機ぴこぴこが壊れたと思ったら、
今度はFAX様の番なんですね。
奥さん、こんな状態すよ。
FAXなくして仕事はできません!
わたしとFAXは一心同体、例えていうならば、おすぎとピーコのような、

ちがう

ここまで書いて悩みに悩んでも一心同体のいい例が浮かばないので省略します。

んでもって修理サービスの人を呼んだらば、

ありえないくらい瞳の美しいお兄さんがやってきた。
でも目以外は…普通のでっかい兄さんだったので、その目の大きさ、無駄。
と、自分勝手に思いました。

すいませーん、FAX壊れちゃってー、ええ、ええ、今ですか?大丈夫です。
ただ、今帰ってきたところで…

目の前に特大肉まんが3ケほどありますが。
…空腹なんですが…。

ココでひとこと言っておきますが、わたくし、意外と小心者…。





知らない人の前ではモノが食べられないんです…。

…コーちゃん、コーちゃんは食べときなさい。
いいの、いいのよ、だってお昼ご飯まだなんだからおなかすいたでしょ?
「…いたらきまつ」

はむり

はむり
…おい、このままでは3ケともコーちゃんの腹に落ちていく運命か?
それだけは避けたい、と思ったわたくしは、そーっとそーっと1つだけくちに運ぶことに。

そーっと

そーっと

…大丈夫…

…ぜったい食べてるってバレてないはず…

だって、
「あの、すいません、奥様…。」
って聞かれて、すごく自然に、

返事ができたもの。


みなさん、お元気ですか?最近あったかいっすね!福岡もぬくいぬくい。
「大濠公園では裸足のちびっこがきゃっほきゃっほと大騒ぎ!」的なニュースも流れる中、

オレ、風邪。

先週のコーちゃんの風邪がうつったのだと思われる。
主にのど。のどの風邪。私は熱が出にくいので熱は出ない。
あーあ、こういうときにゴーンと熱が出れば脂肪も燃えるのに…。(え?ちがうの?)

風邪がふこうが槍が飛んでこようが日常生活は送らねばならぬ。人間だもの。
近々コーちゃんの幼稚園では発表会があるので、用意をせねば。

なぬなぬ、こーくんに用意してもらうもの。
・白のタートルネック
・白のタイツ

…タイツ…タイツ…

ドン!

さらにアップでドン!

なんだなんだ、うちの子の役はアレか、変質者か!
すわ一大事!と思ってコーちゃんを問い詰めると
「コーちゃん、こびとさんら。」とのこと。

まあいい、それはまあいいんだ。

月曜日に仕事をしていたらよー、急によー、

ガスガスガスガス、ガスの警報が、ンビビビビビビー!となってよー、
尿漏れよ、に・ょう・も・れ!昨日の「本当は怖い家庭の医学」も食い入るように
みたっちゅうねん!

んでもって警報を聞きつけた警備員がささーっと到着よ。

はい分かりました、じゃあどうしたら?というと
管理会社を呼べという。

ああ、四打差、いやいや呼んださ、管理会社を。そしたら、

んじゃ、どうしましょうといったらガス会社を呼べ、という。ヨンださ、ヨンさまださ。
ガス会社を。そしたら…やっぱり…。

一向に問題は解決せずに、オー、コレがジャパニーズ「たらいまあし、レスネ!」と
欧米か!と自分に突っ込みよ。
その後もやれ不動産屋に連絡しろの、いやいや管理会社だの、もう、なおみ泣きそう…。
最初は、

一生懸命説明していたが、
最後のほうはもう、

な・げ・や・り!

酒。

酒が飲みたい。もうだめ。こんなハードブレイクな私を慰めるのは酒だけ…と思って
近所の酒屋に行ってビールを買おうとするも、「復刻ラガー」というものが目に入り、
これ下さい、というと「明治」と「大正」がありますよーと答えるおねえさん。
味もちょっと違う、というので「どんな風に違うんですか?」と聞くも、

味じゃねえじゃん。

酒を飲んでない。

自分でもいったい何年ぶりになるのか分からないが、しばらくぶりに酒を
やめてみた。1週間。

そしたら、風船がしゅーっとしぼむように体重が減った。3kg。
…酒かあ。酒だったのかあ。オレ様の肥満の原因は…酒かあ…。
と、なんとなくしょんぼりした気分になるのも、きっと肝臓がきれいになったせいだと思う。

酒を飲まないと夜が長い。そして眠くならない。

子どもたちを寝かせたあとで、そっとガウンを着てハーブティを飲み、
編み物なんか始めたりして、俺って何様?とか静かに思う。

私は酒を飲まないが、夫は飲む。それはかまわない。

しかし、

しらふで酔っ払いと対峙してみると、



とか真顔で思ったりして、最高に自分勝手。
先日まではそちら側の人間だったくせに。

自分勝手オブ・ザ・イヤー決定。